かぎろひ通信

HOME > かぎろひ通信 > かぎろひ通信 > 2023年9月号

かぎろひ通信 2023年9月号

■一筆啓上申し上げます

9月です。実りの秋と言われる季節の始まりです。とは言え前半はまだまだ暑さが続き秋の気分を味わえる様な状況ではありません。

一説によると地球温暖化では無く地球沸騰化と言われています。対策の先送りは許されない状況に来ています。

先日新聞記事で読んだのですが、世界中の湖で水量の減少が問題になっている様です。本通信の中の頭の体操コーナーで以前世界の湖にまつわる問題を色々出させて頂いてきました。新聞記事の中に南米のチチカカ湖の例が載っていました。本通信もチチカカ湖の問題を出した事が有り、又お客様から「行った事あるよ」というお声もお聞きしていましたので、全く関わり合いはないのですが何となく不思議な親近感を抱いてしまい気掛りに思ってしまいました。

さらには比較的日本に近いロシアのバイカル湖についても同様の問題(水量減少・水位低下)が指摘されていました。

ちなみにバイカル湖はロシアの南東部に位置し縦長の三日月型をした長さ636キロの大きな湖です。面積は琵琶湖の47倍有るそうです。

問題の原因は大きく二つ有り、一つは人が水をたくさん使用する様になったから、もう一つは温暖化で水の蒸発が増えた事です。

普通に生活する事が問題をおこしており、問題解決は簡単ではありません。

さてここで前出のチチカカ湖につきまして少しウンチクを述べさせて頂きます。

場所柄行った事が有るという方は少ないと思います。チチカカ湖は標高が約3800メートルと富士山より高い所に有ります。ほかでは見られない大きな特徴と言えば、先住民族のウル族の住まいです。葦の集合体で作られたトトラという浮島がウル族の住居となっています。約1500家族5000人が暮らしているとのことです。元々漁業で生計を立てていましたが、トトラを見たり体験をしたりしたいという旅行者が増え今は観光が収入の多くを占めるようになってきました。

そんな希少な湖は永遠に変わらぬ姿でいてもらいたいと思います。

ここへ来て外国旅行に出かける人が増えていますが、世界の湖探訪というテーマで行ってみるのも良いのではないでしょうか。ご予算によっては国内でも良いと思います。

きっとリフレッシュできる事と思います。

(文・錦織)

■和題&活動内容お知らせ

お振袖のご相談を年中お受けしております。お母様振袖もご遠慮なくお持込み下さいませ。

■頭の柔軟体操

夏は北海道問題でした。今月は少し南下し岩手県問題と致します。岩手県は北海道を除く都府県で一番面積が広く、県全体がやや高地に有ります。従って県庁所在地の盛岡市は冬の最低気温がマイナス15度にまでなり県庁所在地としては一番寒い土地と言えます。その岩手県の名峰「早池峰山」に関する問題をお出しします。

早池峰山は高山植物の宝庫と言われており、愛好家の方は必ずと言っていい程訪れる山です。そこで早池峰山の固有種と言われる高山植物の名前を書き上げました。

〇印の所にカタカナを一文字入れて名前を完成させて下さい。

ヒント→雪山登山・①②⑥⑤⑦④③

植物名

●ハヤチネウス〇〇ソウ

●ヒメコ〇クラ

●ナンブ〇ラノオ

●ナ〇ブトウウチソウ

●ミヤマヤ○ブキショウマ

●ザラツキヒナガリ○ス

★回答をお寄せ下さいませ。正解の方には記念品をご用意致しております。ただしご来店可能な方に限らせて頂きます。

★ご意見ご感想をお願い致します。宛先は

nishikouri@wa-shibata.co.jpです。

株式会社柴田衣料店(かぎろひ屋) / 〒630‐8343 奈良市椿井町3番地 / TEL : 0742-20-2222(代)

Copyright © 2010 Shibata Iryoten co.,Ltd. All Right Reserved.