■一筆啓上申し上げます
8月です。立秋が有りお盆が有り少しずつ秋めいてくる季節です。とは言え暑さは健在です。
ここ二年半程変なウイルスが世間を騒がせ苦しめています。流行を示すグラフが上がったり下がったりしています。
ところで今回のウイルスは度々変身を繰り返し、一体あなたは何者ですかと問い質したくなります。正しくは「変異」と言うそうですが、どちらにしても元の姿ではなくなっているのでしょう。(私には見えませんので想像です)
そこで何としても登場して欲しいのが国産治療薬です。今外国から二種類入ってきており実際に使用されている様ですが、比較的症状の重い方用だとか。
一方国産の薬は症状の軽い方に飲んでもらい軽いうちに治ってもらおうというものだそうで、もしそれが普及すれば、かかったかなと思ったら飲んで治すという普通のかぜと同様の治し方になります。そうなればいずれマスク無し生活がやってきます。
人は慣れるという能力を持っています。マスクも当初いやいやながら付けていたものがいつの間にか慣れてしまいました。それがいざ不要となったら「どうしよう」となってしまう人が特に女性に多いと聞きます。
実は今まさにその「慣れる」という事の怖さを考えている所でした。
「慣れる」の一番わかり易いのが車を運転している時のスピードです。高速道路を走っていると百キロというスピードが速いと感じなくなってきます。実は百キロはすごいスピードです。急に止まろうとしてもそう簡単には止まりません。スピードに慣れてしまった自分を自覚しながら運転し注意を怠らないようにしなければなりません。
かぎろひ屋は呉服・寝具・宝石を販売しており、比較的高額品を取り扱っております。常日頃の商いの中で金額的な慣れが生じていないか、自己チェックしなければなりません。
お金を支払って品物を購入して頂くという行為はとても尊いものです。金額に関わらず品物を購入して頂く事への「感謝の心」は「慣れの心」と真逆であると考えます。
慣れには良い慣れと悪い慣れが有り、悪い慣れは排除すべきです。商いの心構えとして自分自身をひきしめている今日この頃です。
(文・錦織)
■和題&活動内容お知らせ
2024年にはたちの式典に参加予定のお嬢様にご案内を始めました。その折は成人式という名称から二十歳(はたち)を祝う会に変わる事と思います。
■頭の柔軟体操
7月号の北海道に続き8月号は青森県を特集し、夏は涼しい地方シリーズという流れで出題します。
次の文章の中の(ひらがな)の所を漢字に直して下さい。ヒントは有りません。
問題文
青森県は本州最北端の県です。日本海と太平洋の両方の海に面しており、日本海側を(つがる)地方、太平洋側を(なんぶ)地方と言います。それぞれの中心都市は(ひろさき)と(はちのへ)です。
有名な山は県中央南部にそびえる(はっこうだ)山、西側には(いわき)山が有ります。一方湖は超有名な(とわだこ)が有り、そこを源流とし太平洋にそそぐ(おいらせがわ)が約70キロに渡り流れています。ちなみに「とわだこ」は青森県と秋田県の両県に接しています。
源流から(とわだし)の少し西側までがおいらせの(けいりゅう)となっており、そこに一歩足を踏み入れると俗世間から(かくぜつ)された夢の様な世界が広がっています。
恋人以前の男女がそこを通過すると恋人となって出てきます。(個人の感想です)。
以上
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