■一筆啓上申し上げます
7月です。暑い日が続く夏です。昨月号で「つゆ」についてのお話をさせて頂きその頃の雨が日本人の生活には大切ですと申し上げましたが、その大切な雨があまり降りませんでした。
今年の夏は電力が心配と言われていますが、水も心配で、いわゆるダブルパンチです。
そういえば台風も少ない様に思います。前線や低気圧による雨が期待できないのなら、多少リスクは有っても台風に来てほしいと思ってしまいます。いずれにせよもっと雨が降らないと困ります。
さてそこで今年の夏はとても暑いという事から大問題なのが熱中症です。昔は日射病と言っていました。6月から高温が続き熱中症になる人が多く有りました。25度代でも熱中症になった子供達がいました。気を付けてもらいたいものです。
しかしながら少々気掛りな事が有ります。それは子供達の体力と言いますか体質と言いますか体の力が弱くなってきていないかという事です。
地球温暖化で気候が変化しており、昔より暑いのは分かりますが、その点を割り引いても気になります。
個人的な昔の話をさせて頂きますと、十代の頃陸上長距離部に在籍していたのですが、季節に関係なく毎日長い距離を走り続けていました。特に夏は炎天下で2時間水も飲まず走り回っていました。
しかしその頃に同様の練習をしていて日射病で倒れた人がいるという話を聞いたことがありませんでした。
個人的見解で誠に申し訳ありませんが、子供達にはもう少し外で遊び回ってほしいと思います。勉強も大切、スマホやゲームも禁止したほうが良いなどとは思いませんが、外で遊ぶ時間も作ってほしいと思います。毎日とは言いません。長時間とも言いません。
将来の日本を背負ってくれる子供たちが体力不足で日本を背負えなくなっては困ります。
大活躍中の大谷翔平選手を見習い、彼の様になれる努力をして下さいとまでは言いませんが、彼の姿を見て体の事も心の事も何か感じて欲しいと思います。
私達はとても良い見本と同じ時代を過ごしています。それがどんなに幸せな事か自覚したいものです。 (文・錦織)
■和題&活動内容お知らせ
昨月華道家の假屋崎省吾氏が来店されました。假屋崎ブランドのきもの展開催の為です。さすがにたくさんのお客様が来場され、大きな生け花も感動して頂きました。人柄も良く幸せな時間を頂きました。
■頭の柔軟体操
今回は夏恒例の北海道問題です。野付半島をご存じでしょうか。とても不思議なかたちをした半島です。あまり有名観光地というわけではありませんが、個人的には魅力を感じています。
そこでその野付半島のあれこれを問題と致します。三択問題で五問出題です。正しいと思える記号に印をして下さい。ヒント→ズバリ、単純です。
問題
① 野付半島の所在地はどこでしょう?
ア→知床半島の南西★イ→積丹半島の南東
ウ→襟裳岬の北東
② 根本から先端までの距離は(資料によって二種類有りますが今回は距離の長い方を答えとします)
タ→約28キロメートル★チ→約38キロメートル
ツ→約48キロメートル
③ 所在する市町村が二つ有ります。
マ→別海町と標津町★ミ→神恵内村と泊村
ム→広尾町と大樹町
④ 昔先端の方に街が存在していたとの事。しかも名前が付いていた。何という名前か?
カ→キラク★キ→キララ★ク→キトラ
⑤ そこの近海で巨大な生き物の骨が出土しているとの事。何の骨か?
ラ→マンモス★リ→恐竜★ル→シャチ
●回答をお寄せ下さいませ。正解の方には記念品をご用意致しております。ただしご来店可能なかたに限らせて頂きます。●ご意見ご感想をお願い致します。宛先はnishikouri@wa-shibata.co.jpです。