■一筆啓上申し上げます
6月です。多くの日が雨又はどんよりした空模様となる一ヶ月です。
人の心は少々沈み気味になりますが生活を営む上では大変重要な時期と言えます。もし日本にこの「つゆ」という季節が無かったらどうなるでしょう。飲料水不足・干ばつ・植物の生長不足等色々な影響が出てきます。
日本は古来より水に恵まれた気候になっており、その一番大切な時期がつゆ時分です。
ただし、その古来からの気候が近年乱れぎみになってきており、毎年毎年今年はどうなるのだろうかという心配がつきまといます。
昔ながらの普通のつゆであれば多少の対策でその場しのぎできたのですが、最近はやたらと雨が降り集中豪雨になると災害が起き、場所を選ばず被災する地域が出てきます。
日本には川が思いの外たくさん有り、それはとても幸せな事です。川にまつわる祭りや行事も多々有り、一方俳句や短歌などにも川はチョクチョク出てきます。
そんな日本の川ですがひとたび大雨が降ると表情が一変し、手のつけられない暴れん坊になります。数年前からその傾向が顕著になってきていることからその対策を早く大胆に進めなければならないと言われてきました。
対策を施したと思われる箇所は色々あります。その対策の中で一番大金を投じたものはダムでしょう。個人的には川を掘って川底を深くする事がとりあえずは有効なのではと思っています。つまり川の水量容積を増やすという事になります。
危険な川危険な個所はほぼ分かっているはずです。あまりに多過ぎてどこから手をつけていいのやらと考えあぐねているのなら、それこそカジノの様にルーレット方式で、次に行う場所を決めてみたらと思ったりしています(実際は有り得ませんが)。
店では呉服を販売しておりますのであえて申し上げますが、たくさんの方が「ゆかた」を着てうちわを持ちのんびりと「川辺り」を散策する姿があちこちで見られる世の中が理想です。
そこには日本中どこも水害に見舞わる事なく、「平穏につゆを過ごした」という安堵感が必要なのではないでしょうか。
(文・錦織)
■和題&活動内容お知らせ
六月は本決算月です。店の手持ち商品を値下げしてなるべく身軽になって決算を迎えたいと思っています。中旬には假屋崎省吾さん来店の展示会が有り、その後月末は本決算市を行います。呉服も寝具もお安くなりますので何かお探しの方はとりあえず見てみて下さい。
■頭の柔軟体操
現代人は大量の情報にさらされ「過剰負荷環境」にいるそうです。解決には四つの方法があると専門家はいいます。その四つの方法を書き上げました。前回同様□に漢字を入れる問題です。解答一覧から答えを選んで下さい。ヒント→以前は五月のゴールデンウイークは飛び石連休でした。六月も欲しいです。
問題文(四つの対処法)
① それぞれの刺激に□□する時間を短くする。
例えば受付嬢は必要最小限の□□で客と対応しようとしている。
② 重要でない刺激は□□することである。例えば
空腹時に何か食べたいと思っている時には食堂やレストランの看板はよく目に入るが、他の店の看板はほとんど目に入らないことがある。
③ 責任を他に□□すること。例えば道端に人が
倒れていても自分には助けてあげる□□はないと思ったり、人とぶつかった時には□□がぼんやりしていたせいだと思う事。
④ 直接他人と□□しないで社会的な□□機関を
利用すること。例えば隣家とのトラブルを家主や□□に訴えたり弁護士に□□したりすること。
解答一覧→比較●対処●相談●会話●非難●無視●
逃避●転嫁●関心●責任●本人●相手●放置●接触
進歩●仲介●会社●役所●期待●依頼
★回答をお寄せ下さいませ。正解の方には記念品をご用意致しております。ただしご来店可能な方に限らせて頂きます。★ご意見ご感想をお願い致します。宛先はnishikouri@wa-shibata.co.jpです。