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かぎろひ通信 2021年6月

■一筆啓上申し上げます

6月です。さわやかな5月、雨の多い6月という気候が毎年の定番でしたが、どうも今年はそれが当てはまらない様です。5月中旬に「つゆ」に入ってしまい長い歴史の中でもとても珍しい事だと思います。この気象状況はやはり異常気象と言うのでしょうか。

異常気象という現象は最近度々現れているように思います。そこで過去に経験したその現象の中で個人的に特に印象深かったものを一つとりあげてみたいと思います。

それは昭和50年代後半ではなかったと思いますが、強烈な冷夏です。この年の夏は本当に気持ちの悪い夏でした。異様な気配が漂い今後の天変地異も想像しました。

特に東北地方で冷夏が猛威をふるいました。東北は真ん中に奥羽山脈が貫いています。そこを境にして西側と東側つまり日本海側と太平洋側に分かれ気候が違っています。冷夏の被害を大きく被ったのが東側でした。オホーツク海から流れ込んで来る「やませ」と呼ばれる冷たい風がその土地全体を冷やし、農作物特にお米に大きな被害をもたらしました。

一方西側は東側ほどの極端な被害はないもののとても涼しい夏という感覚でした。お米は一応そこそこはできたものの品質はいつもの年より悪く、収穫量も8割位ではなかったかと記憶しております。

そんな中で大変珍しい現象が現れました。それは青森市上空で起きました。青森市の地形は奥羽山脈が終了し全体に平野が広がっています。その時の青森市上空はまん中で縦に西と東に真っ二つに分かれた空模様でした。        東は一面どんよりとした一面の雲雲雲。西側はほとんど雲の無い青空でした。こんな不思議な現象はそうそうは見られないなと思い変な感動を覚えました。又地上の空気も西と東では異なっていました。

いづれにしても真夏とは到底思えない正に異常気象と言える現象でした。

こんな事が何年も続いたらいったいどうなる事かと心配しましたが、幸い続きませんでした。今年の梅雨入りも今年のみで後々続かなければいいのですが。

今日本は非常事態と異常気象に襲われており非常と異常のダブルパンチです。

4月の松山選手の活躍に匹敵するような明るい話題が心底欲しいと思える今日この頃です。 (文・錦織)

■和題&活動内容お知らせ

6月12日(土)より27日(日)まで本決算振袖展を行います。棚卸を目前にして今有る品々をなるべく多く嫁入りさせようと色々企画を考えています。安心安全の会場でお待ちしております。

■頭の柔軟体操

海外旅行に出かけにくい昨今。その日の為にお勧めのスポットをご紹介します。南米パタゴニアです。次の文章はパタゴニアを説明したものです。カタカナ文字の所に有る〇の部分にカタカナを当てはめて正しい文章にして下さい。解答は解答一覧から選んで下さい。インターネットで検索すればすぐに分かります。尚、ヒントとしては「遠方から」がキーワードです。

問題文

パタゴニアはアン〇〇山脈をはさんでアルゼンチン側とチリ側に分かれ南米最南端を含む広大な地域です。(ちなみに面積は日本の3倍です)。チリ側には氷河フィ〇〇ドと温帯雨林が有ります。アルゼンチン側はロスグラシア〇〇国立公園に有るフィッツ〇〇山やペリト〇〇ノ氷河が有り、最も南の端にはウシュ〇〇アという街が有ります。観光地として有名な所は、山頂がギザギザ状の美しい山並みのトーレス〇〇パイネ峰や大理石の崖にできた湖の青く輝く洞窟マー〇〇カテドラルが有ります。まだまだ紹介したい観光地はたくさんありますがここまでに致します。

解答一覧→(ブル)(デル)(アイ)(モレ)(ロイ)

(レス)(ヨル)(デス)

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