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かぎろひ通信 2021年2月

一筆啓上申し上げます

2月です。気候変動により本来の2月の気候ではなくなってきておりますが、それでも非常に寒い日が有りますので体調には気を付けたい所です。

この一年毎日毎日同じ病気の名前を聞いております。この状況を誰が予想したでしょうか。将来を見通せると自負する人は多くいることと思いますが、この件を予想した人がいたら出てきてほしいものです。

そんなどうでもいい話はさておき、今医療従事者の肉体的・精神的・経済的負担が大問題になっています。又、経済においても営業自粛・外出自粛によって、経営が続けられない会社や店がたくさん出てきている事も大問題です。この二大問題をどう解決すれば良いか、国を動かしている方々の手腕が問われています。

そこで、私達ができる問題解決法はないものかと思いを巡らせる必要性を感じます。

さすがに経済問題をどうこうするというのは無理が有る様に思いますが、医療関係に関しては有る様に思います。

第一には当然のことながら病気にかからない様に気を付けることでしょう。

そして第二は募金なのではないでしょうか。募金は金額の大小にかかわらず誰でも参加できる対策法です。

問題はどこに募金するかです。ネットや新聞広告などでの募金活動も有りますが、募金はやはり街やお店で募金箱に入れる手法が何となく納得してしまいます。

ただし、その活動自体が信用のおけるもので有るかどうかを見極める必要が有ります。

集めたお金がいったいどの様に流れて行ったのかの顛末を知らされるわけでも有りませんので、やはりそこは信用しかないのではと思います。

先日とある大手スーパーへ行った時、医療関係に対する募金活動を店の活動として行っていらっしゃいました。大手スーパーであれば信用できるとの思いから僅かながら募金箱に入れさせて頂きました。

しかしそこで感じた事は協力してくれる人の少なさでした。医療関係の苦悩は大多数の人が知っているはずなのにどうしてと思いました。出せるお金の少なさと協力者の少なさとに心が痛みました。

心優しい日本人と世界から評されているはずです。今こそその本領を見せる時ではないかと思います。 (文・錦織)

■和題&活動内容お知らせ

成人式終了後のこの期間はやはりお振袖を見に来て頂くお客様が多数です。とにかく下見でもおでかけを。

■頭の柔軟体操

今、田舎暮らしに憧れている方が多いと聞きます。そこで今回は田舎暮らしの探求という本の中から出題致します。長野県木島平村の村長(当時)から筆者が聞かされた話を書き上げました。□の所のひらがなを漢字にして下さい。

問題文

木島平村の村長は「人口のかそはちっともこわくねえ。こわいのは人の心までかそになる事さぁ。」となかなかの名文句を吐いた。又、「人口が半分に減っても村が成り立たない事はない。人がいないからもうだめだ、仕事の場がないとみんな言うが、仕事の場は有るんだ。村に無いのは都会だけだ。」とも言った。

どちらもその通りだと思う。「かそというのはたんなる行政上のがいねんで、南北アメリカ、オーストラリアなどの大陸の農民に「オラホの村は人がいなくて困ります。」と言ったら「はこにわの様な土地で人が多いも少ないもあるか。」と笑われるだろう。かそ法のかそは人口のげんしょうりつや年齢別人口こうせいひによって「この線からはかそです」と仮に決めただけの話で、この線を引いたこんきょは何かと言うと実は

あいまいもことしているのだ。村人達が困っているのは「人の心がかそになる事」つまり無気力、自信

そうしつといった状態につながることである。

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