■一筆啓上申し上げます
9月です。一年の3分の2が終了し少しずつ寒い季節に向かって行きます。
北海道の大雪山ではひと月も早く初雪を観測したとの事。連日の酷暑情報の中で異彩を放つニュースでした。全国的に言えば今年の様に夏の暑さが厳しいと、涼しくなった事でほっとする方が多いのではないでしょうか。
ところで、この夏日本中で大いに話題になったのが高校野球の金足農業高校の大活躍ではなかったかと思います。
元々金足農業は秋田県内では実力が有りほぼ毎年県大会で準決勝まではいっていました。34年前に甲子園に出場し活躍した時も、当初より活躍するであろうと予測しており、結果準決勝まで進出しました。そして今回です。 よく巷では「勝利の女神が微笑んでくれた」などと言いますが、元々力のある学校が「勝利の女神」の力を得て出場した折には活躍してくれるんだなと、ちょっと神がかり的な事を考えてしまいました。
金足農業高校は県立高校で有り、今では県立高校の活躍はとても珍しい事である上に農業高校の活躍となると稀中の稀と言えるでしょう。野球の為に集められたプロ予備軍の様な人達が居る学校は当然の様にベスト8以上での活躍が見込まれるわけですが、いわゆる普通の学校が上位で活躍する事は至難の業といえます。それを現実のものとした金足農業高校の選手達は賞賛に値すると思います。
ところで、高校野球大会(春夏を問わず)で一番思い出に残っている学校又は試合は何ですかという問いを良く耳にします。
個人的な意見として申し上げるならば、ダントツで池田高校です。最初に畠山投手を擁して出場、活躍し、次の年は水野投手(のち巨人入団)でさらなる活躍をしました。バントをせずとにかく打ちまくる。その打球の速さは特筆ものでした。名将蔦監督の元すごいチームが出来上がっていました。
それ以来筋トレを重要視した練習が増え高校野球の中身ががらりと変わりました。
今回の金足農業高校と共通するのはどちらも地方の県立高校であるという事です。不利な状況を克服して強きを打ち破るという流れは日本人がとても好きな物語です。
ただ単に強いのではなく、その中に情に訴えるものが有ると、いわゆる「なにわ節的要素」として大人気となります。世界から好感を頂いている日本人の根幹は「なにわ節好き」なのではないでしょうか。
(文・錦織)
■和題&活動内容おしらせはお休みします
■頭の柔軟体操
秋は爽やかな期間が長く人々にとって過ごし易い季節と言えます。そんな秋を代表する花と言えばコスモスです。そこで今回はコスモスの群生地の特集です。コスモス群生地はたくさん有りますがその中から5ヶ所選び出し群生地の名称と説明文を書き上げました。正しいと思われる記号と数字を組み合わせて下さい。
コスモス群生地の名称
A展海峰(佐世保市)B北野町コスモス街道(久留米市)C宮の前公園(高知県越知町)D夢コスモス園(亀岡市)E夢の平スキー場(砺波市)
説明文
① 一度見たら忘れられない感動が有る。ゲレンデに100万本のコスモスが咲く。
② 4ヘクタールを超える広さの敷地に800万本のコスモスが咲き、関西有数のコスモス畑。
③ 毎年コスモス祭りで盛り上がる。近くを流れる仁淀川ではカヌー体験ができる。
④ 筑後川の支流の陣屋川沿いの堤防3・5キロにコスモスが延々と咲きほこる。
⑤ 目の前に九十九島が180度パノラマで広がる景色を見る事ができる展望台がある。
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