かぎろひ通信

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かぎろひ通信 2018年2月

■一筆啓上申し上げます

記録的寒さや降雪の有った一月が終わり二月となりました。

この時期いつも思う事は北国や雪国に住まいしている人の大変さです。東京で20センチ以上の降雪による大混乱がありましたが、雪に慣れていない地域は少量の雪でも普段の生活が大きく狂わされる事になります。

雪が降る事が当たり前の地域は、たとえ降雪が有っても大きな乱れが生じない様な対策が普段から施されているわけです。つまりその地域に住まいする人は金銭的にも肉体的にも精神的にも余分な負荷がかかっているという事になります。雪のほとんど無い地域の人間には計り知れない苦労が有るという事です。

雪に関する事象について少々わたくしごとのお話をさせて頂きます。

昔、仕事の関係で東北・北海道を車で走り回っておりました。当時冬になれば雪が降るのは当たり前という感覚で特に違和感は覚えませんでした。

そんな中でも道路を走行する上で大変な困りごとが有りました。それは地吹雪です。とにかく前が見えません。フロントガラスにバサッと白い布を被せた状態になります。前に進むとこちらが前の車に追突するのではという恐怖が有り、止まると後ろから追突されるのではという恐怖が有りどうしたらいいのかわからなくなります。運良く追突無しで停車しても今度いつ動き出せるかわかりません。

ほんの一瞬の止み間をねらって、別の道へ行こうとUターンし、対向車線へ移り逆戻りすると5百メートル位の間に3~4ヶ所追突事故が起きているのを見かけました。全員が前の見えない状態で走っていたわけですので無理もない事です。この場合どちらが悪いと判定するのか私はわかりません。

バスツアーの中には地吹雪体験ツアーなるものが有るそうですが、それが良いのか悪いのか本当に恐ろしい地吹雪体験者にとっては何とも言えません。

そんな気象だからこそ来たる春が特別にうれしく、桜が咲いた景色をこよなく愛する心が生まれるのでしょう。

かの有名な青森県弘前市の城址桜は特に厳しい気象環境の津軽の方々にとって拝みたくなるほどありがたいものであると思います。

苦しい時を乗り越え明るい未来に夢を抱くという人の生き方に通じるものが有る様に思いますがいかがでしょうか。

(文・錦織)

■和題&活動内容お知らせ

毎月行っております「つばきの会」。きもの好きの方に楽しんで頂いています。3月は京都上七軒の北野踊り鑑賞です。

■頭の柔軟体操

寒い季節ですので暖かい地方の問題にします。日本国内を飛び出しパプアニューギニアの問題です。パプアニューギニアを想像しただけで少し暑くなってきていませんでしょうか?

問題

次の文章はパプアニューギニアを簡単に説明したものです。□のなかに東西南北を入れて正しい文章にして下さい。

説明文

「パプアニューギニアは赤道のすぐ□側、□太平洋にあるニューギニア島の□半分及び周辺の島々からなる立憲君主制国家です。□□アジア諸国連合(ASEAN)の特別オブザーバーとなっています。

地理的にはオーストラリアの□、ソロモン諸島の□、インドネシアの□、ミクロネシア連邦の□に位置。イギリスの連邦加盟国であり英連邦王国の一国。

首都ポートモレスビーは国土の□側に突き出た半島の中央□部に有り2011年の人口が36万人。12月から5月が雨季、残りが乾季。平均最高気温30度、同最低気温26度という年間を通してあまり気温の変動が無い。」

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