■一筆啓上申し上げます
6月です。沖縄地方を除く九州・四国・本州は今月梅雨入りし一ヶ月以上雨の降りやすい季節を過ごします。
巷では、「もう一年の半分まで来てしまったのか、はやいなー」というなげきとも受け取れるセリフを耳にします。「年々歳を取るのが早まって行く」という良く聞くセリフと共通しています。歳を取るというのは生きている証しです。歳を取るという事自体よりも健康又は健康に近い状態であるかどうかを気にしたほうがいいのではと思います。
若い頃の様に美しいままでいたいとか、活発に動き回りたいなどと思う気持ちはわからないではないですが、時が止まることはありませんので、どうしようもない事を嘆くよりも現状を受け止め、より充実した今を過ごす様努めた方が良いのではないでしょうか。
中には年齢を逆行させてやるとばかりに若返りの為の努力をしている方もいらっしゃいます。それはそれで充実感が味わえるのなら良い事と思います。ただし、若返って何がしたいかです。ただ若返る為に若返る努力をするのではあまり意味が無い様に思います。
人は一生を終える際に自分の人生を振り返って「幸せだったなぁ」と思えるのが理想なのではないでしょうか。
通帳にお金が貯まっていく記帳記録を見てニンマリする人がいると良く聞きますが、お金を貯めるという事自体が趣味というのであれば、一生を終える時果たして幸せだったと言えるのでしょうか。老後を楽に暮らしたいから今貯めるんだというのならわかります。
このところ健康寿命が注目されています。健康で有り続けるという事は、本人も周りの人も国家的にも大変良い事です。
一方では、健康を害していらっしゃる方や、けがで大変な思いをしていらっしゃる方も有る事でしょう。
人の幸せは計りにかけられませんので確たる事は言えませんが、まずは平穏で居られる事の幸せは万人同じでしょう。平穏な日々が続くとふと変化を求める心が湧き、後々不幸を招くという事例も有ります。
非常にたくさんの情報が乱れ飛んでいるこの世の中、一度冷静に自分をみつめ「今幸せか?」と問い詰めてみるのもよいのでは。日本に生まれ育った私達はそれができるのです。
近隣にそれどころではない国が有ります。
私達は幸せです。 (文・錦織)
■和題&活動内容お知らせ
夏の風物詩「ゆかた」が揃いました。お仕立て上りも反物も有り、毎年好評頂いている「竺仙ゆかた」も色々有ります。値段も幅広くとにかく見て頂きたいです。
■頭の柔軟体操
一年の半分が終わろうとしています。今月は夏至が有ります。夏至は二十四節気の一つです。二十四節気は一年を二十四に分割して季節の進み具合を把握する為に中国で考案された暦の一種です。
冬至・夏至・春分・秋分の四つを基軸としその間に五つずつの節気が入っています。
そこで今回は二十四節気についての問題です。
節気名を一部選び出し表記しました。順番を正しく並べ変え、その当り日もお答え下さい。立春をスタートとし、ほか2ヶ所だけ月日を表示して正しい順番になっています。ヒントとしてご利用下さい。
節気名→小雪**立秋**雨水**穀雨**立冬
大寒**小暑**立夏**白露
当り日
二月十八日**四月二十日**五月五日**
七月七日**八月七日**九月七日**一一月七日
一一月二二日**一月二十日
解答
立春(二月四日)→□□(月日)→□□(月日)→
□□(月日)→芒種(六月五日)→□□(月日)→
□□(月日)→処暑(八月二三日)→□□(月日)→
□□(月日)→□□(月日)→□□(月日)
●回答をお寄せ下さいませ。正解の方には記念品をご用意致しております。ただしご来店可能な方に限らせて頂きます。
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