■一筆啓上申し上げます
さわやかな季節5月です。若葉が茂り新緑が深緑に変化して行きます。今年は例年よりも気温が高めの様ですので、暑さから来る病気や症状に注意したい所です。
さて、今回はこれまでこのコーナーであまり話題にしていなかった和装業界の事を取り上げてみたいと思います。和装業界の事と言いましても、その中のきものを着る時の下地に使われる小物についてのお話です。
世の中いろいろな業界がありますがそこにはそれぞれ革命児と呼ばれる人が現れます。和装の下地小物の世界にも革命児が存在します。
気仙沼市という宮城県北部の三陸沿岸に位置する所に有る「有限会社たかはし」の社長高橋和江さんがその人です。
すでに商品を購入された方やホームページで見たという方も多く、きもの愛好家の間ではご存知の方も多くいらっしゃいます。
本年4月に初めて高橋社長にお越し頂き、商品を前にそれぞれがどんなものか、どんな特徴があるのか、どうやって使うのかなどなどたくさん教えて頂きました。
その発想力と行動力にはただただ驚かされるばかりでした。
きれいな顔立ち、スタイル・姿勢の良さ。やさしくわかり易い語りかけで説明されると、頭と心に響くものが有り理解度が増していきます。何を質問してもすぐに解答と解説が有り、そこには深く深く思いを巡らせ開発してきた自信が、見てとれます。しかも表情はとても温和で聞く方の心は開きっぱなしです。
話を聞けば聞くほど「たかはし」の商品を使って楽にきれいに清々しくきものを楽しみたいと思ってしまいます。
たかはし社長は本当にきものを愛し、きものを楽しみ、それをもっと世間に広めたいと思っていらっしゃる様です。その思いを形にしたのが今の商品群です。
呉服の小売店としては当然同様の思いでいますので、きものの良さを広める為の大きな助けになる品々を活用させて頂きたいと思います。
ここへきて純粋にきものを楽しみたいという人が増えつつ有るのはひょっとすると「たかはし」さんの努力のたまものかも知れません。
小売店の力によってさらに推し進めて行きたいと思います。 (文・錦織)
■和題&活動内容あれこれ
気温の上昇と共に「ゆかた」のシーズン近しを感じます。弊店は反物を誂え仕立てさせて頂きお納めする事が多いです。今年も人気の竺仙ゆかたが入荷しました。ぜひご覧頂きたいと思います。
■頭の柔軟体操
暑さの入り混じった暖かさが特徴のこの時期、周囲を見回すと至る所に花が咲いている事に気が付きます。そこで今回も先月に引き続き花に関する振り分け問題です。
●問・次に書き上げた花の名前を見て、春の花とそうでないものを振り分けて下さい。花の名前は35個で春の花20個・そうでないもの15個有ります。ヒント答えには一定の決まりが有りそこを導き出せば簡単です。
*花の名前*
① ツツジ*②シラカバ*③ハナミズキ*④フジ*
⑤ニチニチソウ*⑥イチゴ*⑦インパチェンス*
⑧ゲッケイジュ*⑨カラタチ*⑩ライラック*
⑪コデマリ*⑫カラー*⑬キキョウ*⑭クチナシ*
⑮シャリンバイ*⑯コブシ*⑰りンゴ*⑱ナシ*
⑲タチアオイ*⑳ナデシコ*㉑フヨウ*㉒アケビ*
㉓スモモ*㉔アセビ*㉕モモ*㉖ペチュニア*
㉗ホトトギス*㉘ムクゲ*㉙アーモンド*
㉚レンギョウ*㉛アンズ*㉜ミツマタ*㉝マリーゴールド*㉞ベゴニア*㉟フウセンカズラ*
★回答をお寄せ下さいませ。正解の方には記念品をご用意いたしております。ただしご来店可能な方に限らせて頂きます。
春の花→○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○
その他→○○○○○○○○○○○○○○○
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