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かぎろひ通信 2014年7月

 

 

 

■一筆啓上申しあげます

本格的な暑い夏です。7月は七夕・夏休み・夏祭り・花火大会等この時期特有の行事や習わしが目白押しです。バカンス気分も高まり人の移動が多くなります。

ところで、6月から開催されていたワールドカップサッカーに於いて日本チームは予選敗退してしまいましたが、そんな中でサポーターの方々の掃除をして帰る姿が世界中の人々の共感を呼びました。思い起こせば東日本大震災の時も被災された方々の規律やマナーを守った姿が今回同様に世界から称賛されました。この様な事例を見ると日本民族の人間的魅力を大いに感じます。

昨年は外国からの来日者数が一千万人を初めて超えたそうですが、今このバカンスシーズンに日本の魅力を強く印象づけたことでさらに来日者数が増えるのではと思っています。

日本は自然が豊かで水も空気もきれいです。そこに人の心も清らかとなれば行ってみたい国として益々世界から認められる事になると思います。

そんな日本には観光地と言える所がとてもたくさん有ります。その中でこのところ注目度を増している場所が有ります。

テーマは「日本の原風景」です。つまり昔の日本を彷彿とさせる場所でありそれが江戸時代の街並みであったり田舎の民家であったりします。例えば、福島の大内宿・長野の小布施・岐阜の白川郷・島根の石見銀山大森の街などでまだまだ全国にたくさん存在し、そこには「なごみ」や「癒し」が有ります。

世界各地にも街並み自体が世界遺産になっている素敵な場所がたくさん有る様ですが、日本にも世界の人々に見せたい日本の原風景がたくさん有ります。

日本人の心と日本の原風景をセットにしてその魅力を肌で感じて頂きたいと思います。

2020年の東京オリンピックに向けて日本の魅力を最大限アピールしたいところです。

                                             (文・錦織)

 

■和題&活動内容お知らせ

ゆかたのシーズンです。6月は購入どき、7月8月は着用どきと言えます。弊店は比較的反物で購入して頂き、お仕立てをしてお納めするという場面が多く、昔ながらの古典文様の物、又は純粋に型染めを施したものが販売の中心となっています。

7月は着用どきに当たっており、反物での購入は控えられがちですが、特急仕立ても有りますのでご相談下さいませ。

もちろんお仕立て上がり品も揃えております。ぜひごらん下さいませ。

■頭の柔軟体操

平成26年も半ばを過ぎました。平成という年号の時代が四半世紀を過ぎた今、タイミング良くと言えるかどうかわかりませんが、過去の朝日新聞の天声人語に有った「年号の戦い」というテーマの一説が見つかりました。今回はその一説からの出題です。□に文字を当てはめて文章を完成させて下さい。□は漢字一文字が入ります。(同じ文字が複数出る所もあります)

★問題文

昭和50年をきっかけに、「昭和」の後の年号をどうするかが論議されている。元号制はあったほうが良いと考えるのは□統派で、□□に一本化すべしというのは□理派だ。終戦直後は□理派の主張が強かったが、最近の□□調査では□統派が多数を占めている。

(中略)

「大正」から「昭和」に移る時、激しい□□合戦があった。東京日日が未明に「元号は光文」という□□を出し、報知、都もこれに続いた。朝になって時事通信は「昭和」の□□を出した。朝日はいつまでたっても確報がつかめず、新聞を印刷できない。「昭和」が□実だとして印刷を始めたのが午前十時ごろだったという。(中略)

その時の□□合戦は時事通信の勝利で、東京日日の誤報となり、朝日は東京日日に対しては不戦勝という結果で「□□」の幕が開いた。

●回答をお寄せ下さいませ。正解の方には記念品をご用意致しております。ただしご来店可能な方に限らせて頂きます。

◆ご意見ご感想をお寄せ下さいませ。宛先は

nishikouri@wa-shibata.co.jpです。

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