■一筆啓上申し上げます
「ついに」と言いますか、「もう」と言いますか、一年の折り返しを迎える月となりました。6月は例年大半が「つゆ」という時期で経過して行きます。毎日じめじめした空気に悩まされ気分があまりよくない頃という印象が強いのではないでしょうか。逆に空梅雨となれば湿度は高くなく気分は悪くないかも知れませんが、今度は後々の水不足が心配になります。やはり季節は本来の姿で経過してくれた方がいいと思います。
日本は四季がはっきりしているという特徴が有ります。冬は寒く夏は暑くつゆはジメジメとし多くの人が心地良いと思わない季節が存在している事も事実で、一年中春や秋だけだとうれしいのにという声を聞く事もあります。
しかし、年間で気温の大きな差があったり雨期があったりする事により自然界は私達に色々な姿を見せてくれています。多種多様な花が咲いたり実が成ったり、動物に出会ったり、蛍のような虫を鑑賞したり、鳥の声を聞いたりする事ができています。おそらく一年中春や秋であればここまでの変化はないはずです。
その変化を生まれながらに体や心に植え付けられてきた日本人は情感豊かで穏やかであまり周囲と争わず、多彩な文化芸術を生み出して来ました。歌や踊りや読物やそして格闘技などそれぞれが幾つもの種類に分かれて存在しています。
今世界各地で人間同士の争いが起きています。一部日本も巻き込まれている所は有りますが、基本的に日本人は争いを避ける様努力する国民だと思っています。世の中誰もがなるべく争いはしたくないと思っているに違いないのですが、どうしても争わなければならない感情がそこには存在している様です。もし世界中が日本の様に四季が有り緑豊かであれば、文化芸術がもっと多く存在し争い事も大幅に少ない世の中であったのではないかと想像したりしています。自然環境の影響とはそれほど大きいものだと思います
今、中国がだんだん凶暴化してきているように思います。もちろん一般国民はまじめで穏やかな方がたくさんいらっしゃる事と思いますが、強い権力を持った方や、持とうとしている方の心は相当病んでいる様に思います。その精神状態の悪化はひとえに自然環境の劣悪化による国全体の砂漠化が影響しているのでは。自然環境の改善は相当困難な為隣国としてとても憂いています。(文・錦織)
■和題と活動内容あれこれ
ゆかたの季節です。今年もあたらしいゆかたが並びました。お仕立て上がり品が多い中で相変わらず反物に力を入れている弊店です。その中で東京本染め竺仙ゆかたがおすすめです。生産反数が限られており古風な雰囲気で特別感が漂っています。
■頭の柔軟体操
6月は雨期という事で今回は「川」に注目し、その中でも一級水系という分類の川の問題です。一級水系とは一級河川の中で特に重要性の高い川が該当し全国に109有り、さらに水系流域人口が百万人を超える川の中から10本(A~J)を選び出しました。それぞれの川と経由している都道府県名とをアルファベットと番号を組み合わせてお答え下さい。当然の事では有りますが一本の川に複数の番号が当て嵌まる場合が多数有ります。
A・筑後川 B・利根川 C・富士川
D・淀川 E・石狩川 F・北上川
G・信濃川 H・木曽川 I・大和川
J・阿武隈川
★該当都道府県名(2度使われる県が有ります。)
①岐阜 ②長野 ③宮城
④北海道 ⑤福岡 ⑥京都
⑦静岡 ⑧山梨 ⑨茨城
⑩福島 ⑪大阪 ⑫新潟
⑬奈良 ⑭大分 ⑮群馬
⑯千葉 ⑰岩手 ⑱埼玉
⑲三重 ⑳愛知 ㉑熊本
㉒佐賀
●回答をお寄せ下さいませ。正解の方には記念品をご用意致しております。ただしご来店可能な方に限らせて頂きます・
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