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かぎろひ通信 2013年2月

一筆啓上申し上げます・2013年如月

2月です。そこかしこで時の経つのは早いなぁ、という声が聞こえました。ほんのこの間まで「あけまして云々」と言ってたのになぁ、と。昔から「1月は行く2月は逃げる3月は去る」と言われておりこの3ヶ月が特に早く時が流れるように昔の人は感じたのでしょうか。

日本は今の時期新しい年になって間もないという姿と、年度末という姿の両面を持っています。来月が本当の年度末となるわけですが、今月はそれを目前にして気ぜわしく動き回らなければいけない人がたくさんいらっしゃいます。公的機関の方々は大多数がそうなのではないでしょうか。

又、学校の先生方にとってはとても神経を使う時節だと思います。大学や高校の試験が有り、自分自身の移動も気になる所でしょう。

学校の先生といえば最近ニュースで取りざたされた退職金減額による駆け込み依願退職の件が有りました。全国の方々はこのニュースをどうとらえていらっしゃるのでしょうか。同情的見解の人がどれ程いらっしゃるのでしょうか。そこには教え子達の事はどうなるのだろうかという心配事があります。サラリーマンである前に教育者であるという自負を持って頂いていたらもう少し違った結果になったのではと思います。

今回の例だけではなくちょっとおかしいのではと思える事例はたくさんあります。

大多数が基本は親の教育の有り方によるものと思われますが現代は時代的背景からして「清く正しく」という教育ができにくい状況なのだと思われます。

今モンゴルでは「おしん」が大好評でたくさんの人が見ているそうですが、日本で「おしん」が大ヒットしたあの頃は「清く正しく」という心の教育がまだいくらか行われていた時代ではなかったかと思います。

建築物や街並み、衣装や音楽などなど古き良きものが見直されて来ている現代、人の心の有り方も古き良き時代に見習うべきかもわかりません。

                                                                                          (文・錦織)

 

 

■和題あれこれ

1月の催しでメイン企画となっていました「池田重子さんの時代裂」がご来店頂いたお客様にたくさんの感動を与えました。遊び心いっぱいの柄付けや色使い。今でも十分通用する生地。そして帯留のおもしろさ。

展示された衣装や小物を見る限り、ある程度裕福な方々が身に付けていたのであろうという事が想像できます。

いつかまた行いたいものです。

■頭の柔軟体操・2013年・2月

今回は「寒い→暖かいものが欲しい」という事から(全く季節感なく申し訳ありませんが)焼き栗についての問題です。

昔懐かしいたき火の後の灰に投げ込んで焼いた原始的なものを想像して下さい。

次の問題文を読んで問いにお答え下さい。

問題文

ある日仲良しグループが集まって焼き栗パーティをする事になりました。木を燃やし消えかかった灰の中へ栗を投入して焼いて食べようというものです。栗の数は全部で50個、焼けやすさを考えて50個の栗をグループ分けすることにしました。そのグループは次の①から⑤となります。グループ①からグループ⑤の焼き上がり時間と個数はそれぞれ次の通りです。

①   →焼き上がり時間2分20秒の栗が15個有ります、②→同じく3分で12個、③→同じく3分40秒で10個、④→同じく4分30秒で8個、⑤→同じく5分10秒で5個です。

そして、灰の中へ投入する人と、焼けた栗を取り出す人がおり取り出した栗は2分冷ましてから各々自由にすぐ食べる事にしました。

又、灰の中へ投入する段取りが有り、8工程に分けて全ての栗を投入し終える事になります。(8工程は次のイからチです)

イ→グループ⑤の栗を3個投入、30秒後、ロ→グループ④の栗を4個投入、1分後、ハ→グループ③の栗を5個投入、40秒後、二→グループ⑤の栗を2個投入、1分後、ホ→グループ④の栗を4個投入、50秒後、へ→グループ②の栗を12個投入、1分後、ト→グループ①の栗を15個投入、1分後、チ→グループ③を5個投入で終了。その1分30秒後の状況をお答え下さい。

☆質問①灰の中にはいくつ残っていますか?

☆質問②取り出されてその場に置かれているのはいくつですか?

☆質問③食べてしまったのはいくつですか?

(回答をお寄せ下さい。正解の方にはささやかながら記念品をご用意致しております。尚、ご来店頂ける方、又は配達可能範囲の方に限らせて頂きます)

 

■活動内容お知らせ

1月に引き続き2月はほぼ一か月間を通して振袖展を開催しています。

お嬢様方は試験におわれていたり、アルバイトに忙しかったりとなかなか振袖を見に行こうかという気持ちになれない方がかなり多いようです。「忙中閑あり」と昔の方は良く言ったもので、どんなに忙しくても、どこかに隙間があるはずです。「とにかく下見」であれば時間もあまりかからないですので、まず目慣らしにいかがでしょうか。

ご意見ご感想をお寄せくださいませ。宛先は[nishikouri@wa-shibata.co.jp]です

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