かぎろひ通信

一筆啓上申し上げます・２０１２年・文月

７月は例年通りなら中旬に「つゆ」が明け真夏に突入。今年は以前から言われている様に電力不足からくる節電努力が必要でいよいよ本当に始まったぞという気持ちです。真夏に電気の使用量が増えるという事はエアコンの使用が増える為という事になろうかと思います。今の時代暑くなればエアコンをつけて室温を低下させなければ仕事や生活そのものを続ける事はおそらく大変でしょうからそれ自体致し方ない事と思います。しかしながら一般家庭が節電してもせいぜい３パーセント程との事。

やはりここは大量消費者つまり大企業や公的機関の努力にたよるしかないと思います。本気で節電に取り組むのであればそういった所がそれぞれに会議でもして正式な取り決めを行い、それを実行しなければならないのではないでしょうか。そこまでしなくても乗り切れるのであれば電力会社が「おおかみ少年」状態であったと言わざるを得ません。

将来に向けての対策としては各企業や家庭が自家用発電をどんどん取り入れて電力会社からの送電に頼らなくても大丈夫なようにしなければならないのではないでしょうか。もちろんそれにはたくさんの費用がかかりますので、車同様に国からの補助を受けたり支払いの優遇措置が有ったりしなければなりません。

資金に余裕の有る企業や家庭は率先して行って頂きたいものです。

いづれ原子力発電は廃止方向ですし火力発電も温暖化の心配で増やせない事から太陽光などのエコエネルギーが増えて来る事は間違いありません。

今まで電力会社は天下りをたくさん受け入れわが世の春を謳歌し続けて来た事でしょうが、ここへ来てそんな事をしている場合ではないと気づいて頂き本来の姿である所の世の中の為になる企業として活動して頂きたいと思います。つまり個々の電力創出活動への協力を惜しまないという事です。

自分たちの懐を豊かにする為ではなく一般の人々の心豊かな生活を応援する団体で有ってほしいと強く願って止みません。

                                                                              （文・錦織）

 

■    和題あれこれ

先日夏のきものがポツポツと売れました。売れましたなどと偉そうに言ってはいけませんね。お買い求め頂きましたと言うべきですね。実は夏のきものをお買い求め頂くケースが非常に少なくなって来ておりついつい「売れた」などと言ってしまいました。いわゆる珍しい場面に遭遇して我を忘れてしまったとでもいいましょうか。ゆかたは別としてそれ程少ないという事です。夏のきもの姿は一段と女っぷり男っぷりがあがるものですが、皆様「夏こそきものだ！」というキャッチフレーズは心に沁みませんか？

■    頭の柔軟体操・２０１２・７月

今月はオリンピックが有ります。世界中からロンドンに精鋭が集まってあらゆる競技で強さを競います。

そこで今回はオリンピック開催国イギリスについての問題です。ＡからＪの問題文を読んでイギリスの各都市名を答えて下さい。隣のＡからＪの○にカタカナ一文字づつ書き込んで下さい。（ロンドンとリーズは記入済みですので残り８箇所です。）さらに○の中の数字通りに隣の○に文字を書き入れて下さい。そして一行の文を完成させて下さい。（都市名の◎は小文字が入ります）

問題文

Ａ・イギリスの首都                Ｂ・人口約１００万人有り人口第２位の都市

Ｃ・人口第３位の都市             Ｄ・スコットランド南西部の人口第４位の都市

Ｅ・ザ  ビートルズ誕生の地     Ｆ・ノーベル賞受賞者４名を輩出した大学有り

Ｇ・スコットランドの古都、石造りの街並みが美しい世界遺産都市

Ｈ・イングランド西部、エイボン川河口の町

Ｉ・イングランド北西部、サッカークラブの強豪が有り、香川が入団予定

Ｊ・イングランド中央、紀元前５０年に都市が建設されていたという歴史有り

都市名

Ａ・ロンドン              Ｂ・バ○○⑨⑧○        Ｃ・リーズ

Ｄ・グ②○ゴ○           Ｅ・リ○◎○⑦○        Ｆ・シェ○◎○○①

Ｇ・エ⑥◎○⑩ラ        Ｈ・ブ○○ト⑪           Ｉ・③○④◎○○○

Ｊ・レ⑤タ○              注・Ｇの⑥は濁点を除いて下さい。

解答文・見てみたい！①②③④ック⑤⑥⑦ジで⑧⑨⑩⑪姿を。

 

★    回答をお寄せ下さい。正解者には記念品をご用意致しております。ただしご来店頂ける方もしくは配達可能範囲の方に限らせて頂きます。

 

■    活動内容お知らせ

先日「牛首紬（うしくびつむぎ）」の催しをさせて頂きました。石川県が誇る織の名品です。現在はほとんど白生地で織り上げ京都で染めを施したものばかりです。染めのきものでは最強の生地と言えます。時代の流れで染めのきもの中心になったのは致し方ないのでしょうが、一抹の寂しさを覚える人は少なくないと思います。結城でもなく、大島でもなく、小千谷でもなく、久米島でもなく、牛首なのです。

着味の良さは折り紙付きですのでなおさら惜しい気がします。

 

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