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かぎろひ通信 2011年6月

一筆啓上申し上げます・2011・水無月

6月はいわゆる雨期です。湿度の高い日が多く人々にとってうっとうしい季節と言えます。

今年は3月に発生した大震災によりいつもとは違った季節の感じ方をする人が多いのではないでしょうか。つまり例年であればただ「うっとうしい季節がやって来たなー」とか「これを過ぎれば暑い夏がやってくるなー」とか思うのでしょうが、今年は「今の季節避難している人達はどう過ごすのだろう」とか「今までよりもさらにつらい思いをしているのでは」などの思いを巡らす事になるのではと思います。

今回の大震災は大変不幸な出来事でした。しかしそれが為に今まで隠れていた色々な負の事象が世間の人々に知れ渡る事となったのもまた事実です。政界官界と電力会社のいかがわしい関係。復旧・復興を急がなければならないこの時に政策の失敗探しを必死で行いそして追及する先生方の行動。報道の自由が約束されているはずなのにたくさん有った報道規制。

世界の歴史に大々的に残る事になるであろうこの大災害が結果的に日本の負の遺産を少しでも解消させる方向へ導いてくれるきっかけになれば良いのですが。

被災地の人々が世界から賞賛とも言えるコメントをたくさん頂いている一方で前述の様な事柄はいわば正反対の意味を持つ内容でありその当事者の方々は大きく深く反省し改心してほしいものです。

日本は一般的に住みやすい国と言われています。しかし国民の満足度は決して高くは有りません。それは人知れず悪事を働くねずみ(失礼)がおり、その悪事がポツリポツリと発覚し全体の評価を下げていると言えます。名実共に良い国にしようと思う気持ちを今からでも全員が持ち始めれば近い将来すてきな国に変化して行くのではないでしょうか。

              (そうなればきもの需要も増える事と思います・・・・・。)

 

                                                        文・錦織

■    和題あれこれ

ゆかたの季節です。近年若い人の間でゆかたを着る事がブームになっているように思います。そのゆかたにはちょっとした流行が有るようです。色・柄・着方など昔ながらの姿とは違うものが目立ちます。それは振袖にも通じるものが有り、いわゆる今風と言われるもので古典タイプを凌ぐ勢いです。

ゆかたには長板染めといわれる昔ながらの技を駆使したものが有り夏の風情を味わうのに最適です。「かわいいー」と思われる今風もいいのでしょうがさりげなく風情をかもし出す古風もすばらしいと思えます。

■    頭の柔軟体操・6月

雨の季節という事で水の被害にあわないように気をつけたいものです。

そこで今回は水に関する問題です。水と言っても楽しい楽しい水族館の問題です。次の文章の中の□の部分にことばをあてはめ文章を完成させて下さい。同じことばが何回も出てきたりします。□一つに漢字一つ入ります。

本文

日本は人口あたりの水族館が世界一といわれる水族館大国です。なぜでしょうか。□国という事で海を身近に感じていた、□を神聖視する信仰心、□を食べる食文化、といった事が混在し自然とやすらぎを覚える場所として認識し広まっていったものと思われます。現代に於いては水族館に□しを求めて行くという人が増えているようです。

現在「日本動物園水族館協会」に加盟している水族館は、北海道から沖縄まで67館。その大半が□□にある。理由は、□の生き物を飼育、展示する水族館にとって新鮮な□□は命綱だから、日々大量に□□を使用する為には□□を得やすい場所つまり□□が望ましいからです。

今、そうした水族館の□□に当てはまらない都市型水族館が注目されています。都会は□□が多く需要も多い。身近に水族館がある事によって気軽に行ける。□しを求めて野山へ行くより手軽で面白い。などなどの理由によってこれから益々その数が増えて行く気配です。

都市型水族館は□□の問題もあり面積も限られてきます。狭い空間をどのようにして魅力あるものにするか、を競い合う事により今までの従来型水族館に負けない□□感を来館者に与える事ができるようになる事でしょう。

みなさんも水族館巡りを計画してみてはいかがでしょうか。

              (回答をお寄せ下さい。ささやかながら記念品をご用意致して

                     おります。ただしご来店可能な方に限らせて頂きます。)

 

■    活動内容おしらせ

振袖の催しが一段落し多くのお嬢様方がお買い求め又はレンタルでお振袖のご準備を済まされたようです。しかしそれでもまだまだお考え中の方もかなりいらっしゃるようで、インターネットや電話帳でお調べになり問い合わせ頂く場面が多々有ります。店の在庫として常に品物は豊富に揃えておりますのでいつでも思いついた時お立ち寄り下さいませ。

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