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■一筆啓上申し上げます
五月です。薫風そよぐ好季節です。木々の緑も色鮮やかにさわやかさを演出してくれます。この頃に来日される外国の方々は清々しい日本の自然を満喫できるのではないでしょうか。
さて、以前よりこの時期に多く発症すると言われていた五月病という病気がありましたが現状どうなっているのでしょうか。最近はあまり聞かなくなった様な気がします。
その理由(勝手な分析です)は五月になる前
に新入社員がやめてしまうからではないかと思っています。
もちろん社会人だけではなく学生さんにも同様の病気は有りますが割合としては断然社会人の方が多いのではという判断で申し上げております。
今新入社員のやめたいという意思を本人のかわりに会社側に伝えてくれる会社があるとの事。そしてその仕事が大忙しとの事。
面白い社会になったものだと感心と言いますかあきれると言いますか不思議な気持ちです。そしてそういう仕事が必要であると気が付きそういう会社を立ち上げ運営している創業者の方の発想力と実行力に感心します。
ただ実際に本人の代わりに会社側に伝える実行役の人は心に大きな負担を抱え心の病にならないのかが心配です
連絡を受けた会社側も「あ、そうですか」とすんなり受け入れるとは思えず「なぜ、どうして、本人はどうしているのか」など問い詰められるのではないでしょうか。
いずれにしても四半世紀位前には存在しなかった仕事ではないかと思います。
先日新聞にとある記事がのっていました。大企業各社のトップの方が新入社員に向けたメッセージです。一部抜粋して書き出してみます。①AI(人工知能)の情報に流されず、何が真実かを見抜く「心眼」を養ってほしい。②下積みの仕事も我慢し、ビジネスのコツをつかんでもらいたい。③失敗を恐れず挑戦できる環境がある。悩んだ時に支えとなるのは(取扱商品)愛だ。④社会の信頼に応える責務を負っている。信頼性や公共性の価値観を軸に行動して欲しい。等々。
いずれも心にしみる重い言葉であると思います。
頭脳明晰な現代の新入社員の方々は優れた理解力があると思いますが、そこに忍耐力と体力を加味して頂きたく思います。さらにそこに「素直な心」を養って頂き大活躍して頂きたいです。
入った会社が気に入らなければせめて自分で直接伝えられる人になってもらいたいものです。
(文・錦織)
■和題&活動内容お知らせ→来月中旬に假屋崎省吾氏が来店されます。六年連続となります。お花・きもの・人柄全てに魅力を感じています。
■頭の柔軟体操
よい季節です。先月号に引き続き旅に出てみたいと思います。今回は長野県です。県内各地の興味深い地点を五ヶ所取り上げ簡単な説明文を書きました。.地名と説明文を正しく組み合わせて下さい。「あ」から「お」と「ら」から「ろ」
ヒント→色衿裏
「地名」
あ・青鬼の里(あおにのさと・白馬村)
い・菜の花公園(飯山市)
う・武石峠(たけしとうげ・松本市)
え・御射鹿池(みしゃかいけ・茅野市)
お・野麦峠(松本市)
「説明文」
「ら」・北アルプスから南アルプス・浅間山まで眺めることができる。夏には高原牧場で草を食べる牛を見られる。
「り」・神秘的雰囲気を持つ。東山魁夷の絵のモチーフにもなった。
「る」・素晴らしい展望と昔の面影を残す道沿いの集落が人気。
「れ」・石垣によって築かれた棚田があり日本棚田百選に選ばれている。
「ろ」・小高い丘にあり残雪の山をのぞむことができる。唱歌「おぼろ月夜」の舞台にもなった。
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