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かぎろひ通信 2016年1月

■一筆啓上申し上げます

あけましておめでとうございます。

2016年がすばらしい年になります事を心よりお祈り申し上げます。

昨年を思い起こせば、日本へ来て頂いた外国の方々が最高の人数であったとの事。2020年のオリンピック・パラリンピックに向けてさらに増えるという予測がなされています。

日本という国が行ってみたい国と認識され、又日本人に対して好感を抱いて頂いた事はとても喜ばしい事と思います。ちなみに好感を抱いて頂いたのは民間人に対してで有り、偉い先生方ではありません。その否の部分が良くなればさらに好感度は向上する事と思います。

一方、話を一転呉服の世界に移してみたいと思います。弊店は呉服の商いを主としており、きもの需要の動向が大いに気になる所です。

呉服業界は最終総売上が最盛期の5分の1になったと言われています。従いましてそれだけのお店が無くなったり、縮小したりしたという事になります。今後がどうなるかが気がかりです。

現在呉服の売上を支えて頂いている方々は、きもの愛好家(趣味で着る又は趣味がきもの着用を必要としている方々)や振袖(成人式用)、そしてきものを買いたい富裕層であると思われます。一時期主流を成していたお嫁入りの道具としてとか儀式の為に必要だからという理由での購入は激減しています。

又、きものを着ない買わない理由をあげてみますと、自分で着る事ができない、価格が高い、着ていく場所が無いというのが三大要素と思われます。

その中で価格は比較的どうにでもなります。着る場所は趣味で着るならばいつでもどこでもいい訳で高いハードルではなさそうです。従って一番の原因は自分で着る事が出来ないという事であると判断します。

世界の民族衣装を見ても自分で着る事ができない衣装はおそらくあまり無いのではないかと思います。

洋服は体型にあわせてその人にぴったりに仕立て、ただ着用するだけです。きものはおおよそその人に合わせて仕立て、着方の技で形を作ります。きものも洋服の様にただ着用するだけで着付けられればとてもよいのですが。

過去色々な人が色々な対策を試みたのですが一躍波及する処に至っていません。それだけ難しい問題なのです。

仮に解決策が見つかりきものの着用が格段に増えれば、外国からの来日者もさらに増える事間違い無しなのですが。思案の日々が続きます

(文・錦織)

■和題&活動内容お知らせはお休みします。

■頭の柔軟体操

年が明けますと「今年が良い年になりますように」と願う姿が各神社仏閣で見受けられます。

同様の意味で元旦の朝には初日の出を拝もうと、人は各地へ繰り出します。できるだけ早く日が昇る場所や美しい景色と合体した場所を探し出し、そこに人が多く集まります。

場所の好みは山か海かに分けられます。

そこで今回は海辺でこの時期早く日の出が拝めるスポットを選出してみました。全て太平洋沿岸で北海道から高知県まで10ヶ所あります。イからヌの場所を初日の出の早い順番に並べて下さい。

★初日の出スポット一覧

イ・潮岬◆ロ・伊良湖岬◆ハ・金華山◆二・襟裳岬◆

ホ・室戸岬◆へ・御前崎(静岡)◆ト・浄土ヶ浜◆

チ・犬吠崎◆リ・大王崎◆ヌ・塩屋崎

解答欄

① →□ ②→□ ③→□ ④→□ ⑤→□

⑥→□ ⑦→□ ⑧→□ ⑨→□ ⑩→□

(注・日の出予想時刻は調査資料によって少し異なる事が有ります。1分刻みが多く場合によっては誤差を考慮する事も有ります。)

●回答をお寄せ下さいませ。正解の方には記念品をご用意致しております。ただしご来店可能な方に限らせて頂きます。

◆ご意見ご感想をお願い致します。

宛先はnishikouri@-washibata.co.jpです。

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