かぎろひ通信

■一筆啓上申し上げます

６月です。一年間で一番雨量の多い月です。一日を通してジメジメした感じが続きややうっとうしい気分になる日が多いのも事実ですが、日本人が一年間安心して生活する為にはどうしても必要な時節である事もまた確かです。

この所異常気象ということばがよく聞かれますが、この時期が乾期になる程の異常には絶対なってほしくありません。

昨月（５月）はまだ夏になる前なのに各地で３０度ごえの日がたくさん有り、真夏を思わせる日も数日有りました。おそらく年間の平均気温は着実に上昇しているのでしょう。

一方外国に目を移してみますと、インドが大変な事になっている様です。最高気温が５０度近くまで上がりたくさんの人が犠牲になっているとの事でした。元来気温の高い地方ではありますが、あまりにも高温過ぎて人の体がついて行けなくなってしまったのではないかと思います。

そのほかにも大雨に見舞われたり、とてつもないハリケーンが来たり、干ばつが有ったりと被害の大きい地域は多々有ります。

今の世は科学・化学・医学などが飛躍的に進歩し、これまで成し得なかった事がたくさん可能になって来ました。なのに気象や地球環境に対しては全く無力のままなのでしょうか。

世界中いたる所で戦争が行われ、優秀な武器が次々開発されているようですが、その頭脳と予算を地球環境改善の為に回してもらう事はできないものでしょうか。

世界にはたくさんの国が有り、又とても多くの種類の民族が存在し、ことばや習慣や環境が異なる為、ひとまとめにして皆を同じ方向に向かせる事などとうてい無理な話では有りますが、全体をまとめるという意味では今の所国連さんにがんばってもらうしかないのではないでしょうか。

貼り絵の天才芸術家・山下清氏が言っていました。「戦争をする為の爆弾や玉を作っている人が、花火の玉を作ってくれたら世の中から戦争は無くなるのにな。」と。

全くもって同感です。どこかの国の誰かに聞かせてあげたいです。

                                             （文・錦織）

 

■和題＆活動内容お知らせ

弊店では「つばきの会」と称した、きものを着て楽しむ会を毎月行っています。諸般の事情によりきものを着る事が出来ないという方は洋服参加も可能です。ひと月の開催回数は一回ですが７月は何と二回です。初旬に店内で七夕の会を行い、下旬に京都の貴船と川島織物さんへ行く予定です。一般参加大歓迎です。

■頭の柔軟体操

近年エネルギー問題が大きく取沙汰されております。そんな中で今回は車の燃費性能に関する計算問題にお答えください。

問題・車が３台有ります。それぞれの車名と燃費性能は次の通りです。

「ハンサム１号」→時速６０キロ走行時の燃費は

１リットル当たり１５キロ、同５０キロ同１７キロ、

同７０キロ同１３キロ。「イケメン２号」→同６０キロ同２０キロ、同５０キロ同２３キロ、同７０キロ同１６キロ。「ピカイチ３号」同６０キロ同２５キロ、同５０キロ同２８キロ、同７０キロ同２２キロ。

この３台の車が次の様に走行しました。それぞれの車の消費燃料量をお答え下さい。

「ハンサム１号」→時速６０キロで３０分、時速５０キロで１時間、時速７０キロで１時間。「イケメン２号」→時速５０キロで２時間、時速６０キロで１時間、時速７０キロで３０分。「ピカイチ３号」→時速７０キロで１時間、時速６０キロで１時間半、時速５０キロで１時間半。

注・単純な計算問題です。発進、加速、減速は考慮せず一定速度として計算して下さい。計算時小数点２位を四捨五入して下さい。

☆回答をお寄せ下さいませ。正解の方には記念品をご用意致しております。ただしご来店可能な方に限らせて頂きます。

★ご意見ご感想をお寄せ下さいませ。宛先は

nishikouri@wa-shibata.co.jpです。